介護

【介護3Kってホント?】介護の仕事を長く続けるためのコツ5つ紹介

こんにちは、りり子です。
今日は、介護の仕事について書いてみようと思います。

この記事ではこんなことを書いています

・3Kとは?
・介護の仕事を長く続けるためのコツ5つ
・介護の仕事をするなら
・まとめ

この記事を読んでいる人は、少なからず介護のことが気になる方と思います。
介護の仕事を始めようとしている人、介護の仕事をしている人、
はたまた介護の転職を考えている人かもしれません。

7回転職し、5つの老人介護施設で働いたりり子の経験をもとに書いていきます。
ただし、あくまで個人の感想です。全部が全部と言い切れないところもあるので
参考程度に見てもらえると幸いです。

3Kとは?

介護の仕事は、3Kと聞いたことありますか。
私はヘルパーの資格を取るときに聞きました。

3Kとは、
「危険」「汚い」「きつい」と頭文字のKが三つで3Kです。
他にも、「臭い」「給料安い」「休暇が取れない」などがあがり、
5K、8Kなんてあります。

さて、これらは本当なんでしょうか。
結論は、本当です。

え、知ってる?あ、それは失礼しました。
では、それぞれ解説していきますね。

「危険」
介護の仕事は、腰をやられます。
人によっては全然大丈夫という人も稀にいます。
まず、腰が危険
介護の姿勢によって、腰をやられてしまうので
介護の姿勢(やり方)を学ぶことが大事です。

腰だけではなく、様々な危険があります。
自分より体が大きい人の介護をして、一緒に共倒れになってしまう、
なんてこともあり得ます。
認知症の方から暴力を受けることもあります。

そして、感染症
BきついやC型肝炎などの感染症を持つ方もいます。

感染症を持ってる人は、病院にいるのでは?
いいえ。そんなことないです。普通に老人ホームにいます。
きちんと感染対策をして介助しないと危険です。

「汚い」
これは容易に想像できるんじゃないでしょうか。
介護の仕事は、排泄や入浴もあります。
特に排泄に関しては、
「便をあっちこっちに擦り付ける」とか
「オムツに収まりきらず、漏れて汚れた」とか
そういったことがあります。
入浴は?というと、
入浴中に便が出てしまうことや全くお風呂に入らない人
なんてこともあります。

「きつい」
普通にきつい。
これも容易に想像できるかと思いますが、
肉体的にも精神的にも来ます。
肉体的なら、主に腰がやられてきついと感じます
精神的なら、暴言や暴力、ナースコールの連打でしょうか。
もちろん、他にもあるのですが、上げたらキリがありません。
施設のスタッフの人数や介護する人の状態によってこれは変わります。
でも、きついと感じないことないと思います。

介護の仕事を長く続けるためには?


介護の大変さについてお話ししました。
ここまで読んで
え、介護しんどい。やろうと思ったけど、続けられないかも
と思ったんじゃないでしょうか。
正直に話すと、介護の仕事7年して今も介護の仕事をしてる中で
「介護の仕事辞めたい」と思うことはたくさんあります。
実際に介護の仕事を離れたこともあります。

でも、介護の仕事はやりがいのあるものです。
「ありがとう」と言ってもらえる仕事であり、
その人のために何ができるかを考え、その人の生活を支える仕事です。

長く続けるためにはどうしたらいいのか、を今度は書きます。

1.大変な出来事は後の笑い話にし、こなした分は経験になる

介護の仕事の中には、
「いやいやいや、こんなことありえないでしょ!?」と思うことが起こります。
これはどれだけ経験積んでも、あります(笑)
大変なことももちろんあるのですが、それが笑い話に出来るのがいいところだと思います。

今までの経験で大変だったことの中から笑い話を一つ

いくつか浮かびますが、
ベッドに寝かせたら、全身便まみれになっていたことを話します。

一人で10人の面倒を見なくてはいけない状況で、
目が離せない人が2人(おじいちゃんとおばあちゃん)いました。
どちらも認知症を患っており、こちらの言っていることは聞いてくれません。

その時、夕食を食べ終えて10人の就寝準備をしなくてはいけない状況でした。
しかし二人は数歩歩いたらコケてしまう可能性があるほど、
足腰が弱っているのに車いすから立ち上がって動きたくて仕方ない様子。

私は、先に二人ともそれぞれの居室に連れていき、ベッドで休んでいただこうとしました。
横になったら、起き上がることは難しいと考えたからです。

とりあえず、先に寝かせるだけ寝かせた私。
一番忙しい状況を乗り切った後、改めて二人の部屋へそれぞれ行きました。
すると、なんということでしょう。
2人とも漏便行為があり、ほぼ全身便まみれになっていました。

ええええええええええええええ

嘘!!!こんなことってある!?

二人同時って、うそでしょ!??

夢ならば、どれだけよかったでしょう。(突然のLemon)

その時の状況は、地獄でした。本当に。
こんな時、どうしたらいいの?!ってパニックでした。
なんとか乗り切ったんですが、今では笑い話です。

文章に書くと、ただ大変な状況、としか伝わらないかもしれないのですが
実際話すと大げさにもできて、「そんなことあるのw」と相手に笑ってもらえます。

そして、何よりこういった大変な出来事に遭遇したら
それを対処できた、という経験に繋がります。

2.理想を求めすぎない

介護の仕事は、始めてみると理想と違ったことにたくさん出くわします。
中には、「理想の介護と全然違った……」とショックを受ける人もいます。
私もその中の一人です。

介護の仕事は、こういうものだと認識した後でも
自分の想いとは裏腹に時間に追われて理想と違った対応をすることもあります。

ゆっくり食事介助をしたいのにできなかったり、
薬が飲めないので食事に混ぜて飲んでもらったり、
お風呂にゆっくり浸からせてあげることができなかったりします。

常に人手不足であり、時間に追われれば追われるほど、
理想の介護から遠のき、それがつらいと感じることがあります。

どの仕事でもそうかもしれませんが、人相手の仕事だからこそ
理想を求めて頑張ろうとして、心が疲れてしまいます。

理想を求めるなとは言いませんが、求めすぎないことが大事です。

3.腰を大事にする

これはマジで大事。
腰が痛いと思ったら、すぐに整形や接骨院などに行ってみてもらってください。
この仕事は特に腰を痛めやすいです。

腰を大事にするためには

コルセットを使う
→腰が痛いときは、コルセットを使いましょう
ストレッチをする
→太もも裏が固くなると腰を痛めやすいです
腰を温める
→お風呂に使ったり、ホットタオルなどで腰を温めてください
オムツ交換の時は、ベッドの高さを調整する
→時間なくても、ベッドの高さを合わせましょう
福祉用具を使う
→リフトやスライディングボードなど介助を楽にしてくれるものがあれば
どんどん活用しましょう

4.新しい発見を見つける

これは一番大事です。
仕事の中で、介護の技術向上するための勉強をたくさんしてください。

本を読むことも大事ですが、現場で働いておむつの当て方の工夫や
介助する人を観察して新しい接し方の発見をしてください。
学ぶ機会、新しい出来事が加われば、それが楽しさに繋がります。

これは、私がとある施設で長く続けられた理由の一つです。
そこの施設では、たくさんのことを学び、それが力になり、
自信につながったと思っています。

5.職場を変える

中には、そこの施設の方針や人間関係などでつらい思いをすることもあります。
その時は、介護の仕事を辞めるのではなく、職場を変えてください。
特に施設の方針に関しては、合う合わないがあります。
どこに施設でも人は欲しがっています。
よっぽどのことがない限り、転職はしやすいと思います。
合わないと思ったら、職場を変えてみるのも一つの手です。

介護の仕事をするなら


介護の仕事をするなら、まずは施設見学をしてください。
出来れば、体験入社とかして介護の現場を知ってください。

介護の現場を知ってからでないと、現実を知って長く続けられないこともあります。
そして、介護施設によっては良いところと悪いところというのはあります。

施設見学して、それを見極めてからそこで働くか決めるほうが
続けられる確率がグッとあがります。

まとめ

いかがだったでしょうか。
今回は、介護3Kと介護の仕事を長く続けるためのコツを紹介しました。

最後にまとめ

・3Kとは「危険」「汚い」「きつい」の頭文字をとって3K
・介護3Kは、本当
・長く続けるためのコツ5つ
1.大変な出来事は後の笑い話にし、こなした分は経験になる
2.理想を求めすぎない
3.腰を大事にする
4.新しい発見を見つける
5.職場を変える
・介護の仕事をするなら、施設見学をする

いかがだったでしょうか。
今回は、介護3Kと介護の仕事を長く続けるためのコツを紹介しました。
介護職の給料や介護施設についての話を違う機会に紹介したいなと思います。
ここまで読んでくださってありがとうございます。

ABOUT ME
りり子
愛知県出身、三重育ち。 現在は名古屋市内に住んでます。 2021年4月~ 一人暮らし 開始 2021年8月~ ブログ運営 開始